はり・きゅうの及ぼす作用について2

前回に引き続き、はり・きゅう治療で期待できる作用についてお伝えします。

 

⑶鎮痛作用

・はり・きゅう刺激により脳内から鎮痛効果のあるモルヒネと同様の物質(エンドルフィン)が分泌されることで痛みの鎮痛、鎮静作用が働きます。

・エンドルフィンはモルヒネよりも鎮痛効果が高いとされています。ただしモルヒネとは異なり薬物を摂取するわけではないため、依存などの副作用はありません。

 

⑷防衛・免疫作用

・はり・きゅう刺激は白血球やマクロファージというものを増加させます。

・白血球やマクロファージというのは体内に侵入してきた細菌と戦ってくれるものです。

・細菌と戦ってくれるものが増えるので生体の防衛・免疫能力を高めることになります。

 

⑸反射作用

・はり・きゅう刺激で、特定部位に痛み刺激あるいは温熱刺激を与えることによって、おこる身体の反射機転を利用して内臓や組織の機能を鼓舞あるいは抑制する作用。

・例えば有名な足三里への刺激では心拍数減少、交感神経活動の抑制に伴う血圧下降が認められています。

 

まとめるとはり・きゅう刺激では

副作用なく鎮痛、鎮静作用を得ることが出来る。

刺激をすることで体内で防御が活発に働く。

人の反射を使い体内をコントロールすることで身体のバランスが整えられる。

 

 

2019年09月13日