運転は同じ体勢が続くため、体も頭も凝り働きも鈍くなります。
そこで運転後に簡単にできて体の疲れを解消できるストレッチを紹介します。
やり方の写真も載せているので参考にして行ってみてください。
※どのストレッチも呼吸を止めずに行いましょう。
【腰ストレッチ】
① 脇腹をのばす
⑴立ち姿勢で頭上で腕を組みます。(肩が痛い人は手首をつかむだけでもいいです)
⑵左側に体を倒していく。倒した姿勢を維持して10秒数えます。
※右の腰から脇が伸びた感覚があればOKです。反対も同様に行いましょう。
②腰、背中のストレッチ(腰に痛みがある人は無理をしないでください。)
⑴力を抜き軽く膝を曲げて立ちます。
⑵手を前にだらんと垂らして前屈していき10秒数えます。
※ゆっくりと気持ちよく伸ばしましょう。痛みが出る場合には中止してください。
③お尻のストレッチ(椅子で行います)
⑴右足のくるぶしが左膝の上にくるように座ります。
⑵胸を足に近づけるように身体を前に倒して10秒数えます。
※腰痛予防に効果的なストレッチです。
【肩のストレッチ】
長時間運転していると肩がこる方も多いかと思います。
肩のまわりの筋肉を緩めるストレッチです。
① 背中で手をつなぐ
⑴腕を後ろに回して腰のあたりで両手を組む。手のひらは体に向けます。
⑵腕を上に引き上げます。このとき肩甲骨は内側によります。10秒数えます。
②肩回し
⑴手で肩を触ります。
⑵前から後ろになるべく大きく回します。10回行いましょう。
※後ろに回したときに肩甲骨が内側によるように意識しましょう。
【ふくらはぎのストレッチ】
ふくらはぎの状態も非常に重要です。
長時間同じ姿勢で座っていると血のめぐりが悪くなり血栓が生まれることで起きる
エコノミークラス症候群。ひどい場合は血栓が肺に行き呼吸困難となり死亡してしまうこともあります。
① アキレス腱のばし
⑴壁に手をつき足を前後に大きく開きます。(前膝は曲げ、後膝は伸ばします)
⑵前足に体重を乗せ、後膝は伸ばしたままアキレス腱を伸ばし10秒数えます。
※後足のかかとは浮かないようにします。
ふくらはぎは第二の心臓とも言われ、足から心臓へ血を運ぶ役割も果たしています。
しっかりケアして病気を予防しましょう。
一つ一つのストレッチは簡単なものですが、運転の後に行うだけで疲れを残さず、肩こり、腰痛などの予防になります。
是非お試しください!